ロケーションフリー(通称ロケフリ)とは、自宅のテレビを外出先からでも、自由に見られるようにするという画期的な機器の事。初代ロケフリは、ソニー(sony)から発売された。

LF-PK20

上の元祖ロケーションフリーはすでに生産を中止している。どうしても欲しい場合には、中古品として購入することになる。が、その後、改良版がいくつか新発売されている。

vulkano flow(ボルカノフロー)という英語ベースのロケフリもある。が、現在、最も人気を集めているのが、今年、2013年3月に販売が開始されたSlingbox 350(スリングボックス３５０)。同じSling Media社から販売されている型には、ほかにもSlingbox PRO-HDやSlingbox SOLO 米国版がある。

PRO-HDは、今や旧型で人気は下降傾向にある。また、Slingbox SOLO(スリングボックス・ソロ)はボチボチ人気があるようだ。しかし、海外版(米国版)なので、説明書・ユーザーガイドが英語なのが、ネック。初期設定が困難だ…といった不平・不満をレビューや口コミサイトで読む事がある。それから、デジタル放送はアメリカと日本では方式が異なり、アメリカ方式のデジタルチューナーは日本では使えない、最新版のSlingbox 350と比較して大型など、問題点もある。但し、価格が●●割以上安いので、AV機器には詳しいという人は、以下よりチェックしておいてもいいかもしれない。
Slingbox SOLO

さて。今買うとしたらおすすめのロケフリ、Slingbox 350はどうかといえば、いいこと尽くめだと思われる。

1.ゴミ箱並みに小型化された。
PRO-HD：37.2×24.6×9.8cm
Slingbox350：24×17.8×10.4cm
サイズが半分以下になり、設置面積が●●％になったというから驚きだ。
2.解像度が上がった。高画質化。
PRO-HD：フルHD 1080i(インターレース)
Slingbox350：フルHD 1080p(プログレッシブ)
これはレビューや口コミでしばしば言われていた事。できれば、自宅のTVと同じ画質でみたい。こういった声に応えるために、改良されたのだと思われる。
3.リモコン機能が強化された。
本体の前面・左右に赤外線リモコンLEDを内蔵し、新型リモコン発光ユニットが加わった。

以上、Slingbox 350とPRO-HD、SOLO、ボルカノフローとの違いを比較してきた。個人的に思うに、今注文するとしたら、おすすめはSlingbox 350だろう。高性能化されたのに、値段は安い、使い方は簡単、取り扱いがしやすいなど、いいこと尽くめだからだ。興味のある人は、Slingbox 350もみておくといいでしょうね。ブログメモ:1つ目 ロケーションフリーベースステーション